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WMOC 2001に参加して 滝本正一郎 今回、初めて海外のSKI−O大会に参加し、とても楽しむことができました。レースに関しては、まず、どんな場所で行われるのかワクワクしてました。 今回使用された場所は、スキー場の中にあるXCスキーコースを利用したもので、モデルイ ベントを含めると3カ所で行われました。コースの状況はスノーモービル道は、キャ タピラが2つあるタイプで日本のものより幅があり、そしてスキートラックやショー トカットは全体的に雪が締まっていたため(降ってから相当日数が経っている感 じ)、ストックも沈むことなく、それぞれ滑りやすかったです。しかし、積雪量が少 なかったため、林の中のスキートラックの一部は、地面が露出している所もありまし た。 裏磐梯高原で慣れてる私にとってはアップダウンの勾配がきつく、急斜面のス キートラックでは何度も転び、終わりの頃は、スキーを脱いで下っていました。自分 の記録は悲惨なもので、もっと上りや下りの練習が必要だと実感しましたが、ショー トディスタンスで日本人2人が表彰台に立ったことは嬉しいことでした。 また、ジュニア選手権を肉眼で見ることができ、SKI−Oの選手の多さにビックリし、各国における取り組みの凄さに圧倒しました。この中からこれからの世界選手権に参加していく選手がいるのかと思うと、見ててワクワクしました。また、マスターズでは、最高齢は、80歳台というのも驚きでした。こういった高齢でも楽しめるSKI−Oは、 生涯スポーツとしてこれから充実して行くことでしょう。 宿泊地は大会会場から少し離れたフォルガリアという町。ホテルの食事は、バツグンで地ワインとともに美味しくいただきました。朝食は軽いものですが、夕食は、前菜および、メインを数種類の中から1つづつ選びます。これがやっかいで、単語を見 ても料理が頭に浮かばないのです。みなチキン、パスタと言った単語の一部を元に選び、出された料理を見ては、喜んだり、がっくりきたりと楽しみました。そんなメ ニューの中で、みんなの注目を浴びたのが2品目。1つは、数種類のチーズだけの 「ミックス・チーズ」。メインがチーズだけと言うのは日本では見たことがありませ ん。もう一つが料理名に「冷えた皿」と書かれたハムの盛り合わせ。あっさりしてい て食べ過ぎにはちょうどいいメニューでした。前菜に出た毎日違うパスタは、どれも 口に合い美味しかったです。 ショッピングに関しては、この地域だけかもしれませんが、正午から夕方4時過ぎ までお店は休みで、何も買えません。日中、街を歩いてもほとんど人は見かけない状 態。それが4時を過ぎると、買物客で賑やかになります。私は、ホテルで飲んだ美味 しい赤ワインをお店で買いましたが、1本600円程度。物価の違いもありますが、 あまりの安さにビックリ。 交通機関に関しては、イタリアはのんびりした国のようでした。ホテルから大会会場まで毎日バス移動でしたが、これがなかなか来なかったり、また来ても満員で乗れ なかったりしました。満員の時、ドライバーが別のバスが10分で来ると言いいました が、実際は30分くらい経って来るありさま。これがイタリア時間なんだと皆納得して いました。さらに驚いたのが返りの電車。前夜から鉄道がストライキ中だったのです が、知ったのは駅に行ってから。ホテルでもバスでも教えてくれませんでしたが、誰 も気にしていないよう。 一日休養日があり、日本チームは、車で1時間くらいのヴェローナの町に観光に行 きました。シェークスピアの名作「ロメオとジュリエット」の舞台になったと言われ るそれぞれの家を見たり、ローマ時代の円形競技場「アレーナ」の大きさに感動した り、地底に埋まっている古代ローマの土台が一部掘り起こされ見れたなど、ガイドに 案内されながらこの街の歴史を見聞きし、ここに住んでいる人々の長い歴史を実感で きました。 滞在中の天気は、連日晴れわたり、気温も日中は15度くらいの時もあり、ポカポカ 陽気でした。 まだまだ書きたいことは、いろいろありますが、レースのみならず、いろいろな面 において充実した日々を過ごすことができました。 最後に通訳で活躍した堀江君、ワクシングのアドバイスをしてくれた植野コーチ、 取りまとめの武石さん、いろいろサポートしてくれた他の選手の皆さんに感謝します。 千葉市 滝本 正一郎 |