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残念なことに、ロングディスタンスはWE/MEクラスでは不成立となった。理由としては、前日からの大雪でモービルトラックが埋まってしまい、十分なレベルにまで圧雪できず、公平なコースを準備できなかったためだという。
レース中は確かにトラックが存在していないこともあり、そのために大きくロスした選手もいたようであり、今回はショートカットと運が大きく成績を左右したといえよう。
そんな中、(不成立ながらも)1位をとった三浦さんは、今回の大会がSKI-O初体験であった。トライアスロンでつちかった体力と、アドベンチャーレースで培った根性とで、有力選手を抑えて優勝してしまったのである。彼曰く、「普段のアドベンチャーレースで相当なところをレースしているので、今回のレースではあまり違和感がなかった」そうである。レース後ラップを比較したところ、やはり全体的にスピードがあるもののミスが多いレースをしているようであった。今後地図読みがさらに上達すれば、日本のエース級として不動の地位を確立する日も近いだろう。なんにせよ、SKI-O界にとっては、久しぶりの逸材発掘である。
一番悪路に悩まされたのは堀江からもしれない。登るのに非常に苦労した(1m進むのに4分ほどかかったらしい)壁、川への頭からのダイブなど、ストレスのたまるレース展開であったようだ。
また、今回のレースでは元木友子も好成績を収めている。レース途中から、ずっと柴田とパックではあったが、お互いに競いあって大きくつぼることなく、たんたんとレースを進めることができたようだ。スキー技術ではまだ不安は残るものの、体力は抜群であり、まだ成長の余地はかなりある。
グスタフソン解析による、「Good race」をしたのは、酒井、山田(敦)、三浦、元木(友)の4名。酒井は、2枚目の地図では男子と共通だったにもかかわらず、1つのコントロールを除き全てファーステストラップであった。山田はタイム的には悪いものの、ひとつのコントロールでトラックがなかったために大きく迂回した結果であり、そのコントロール以外のラップはかなり安定していたことが評価につながったといえよう。
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