コーチ Bjorn Gustavsson
|
| 5歳からノルディックスキーを始め、10歳からフットオリエンテーリング、14歳頃からスキーオリエンテーリングに取り組んだ。フットオリエンテーリングの選手だったが、脚の故障のため、20歳頃にスキーオリエンテーリングへ転向、キルナのチームの一員として活躍した。現在は東京都在住。 |
| |
| *第1日目(14:30〜16:30)
|
| 蔵王刈田岳付近の雪渓(距離約500メートル、等高差約30メートル)で、スキー滑走の練習 |
- クイック ・ ダブルポール(肘を振らない、早いテンポでポールを突く等に留意)
- 片足スケーティング(膝が離れないよう留意)
- 狭いトラックでのクイック(上二つの留意点のとおり)
- ジャンピング片足スケーティング(片足スケーティングでは、谷側の脚を斜め前方に滑らせる。 )
|
| |
  |
|
| |
|
| *第2日目(9:30〜11:30、14:00〜16:30)
|
| 午前チ ウオームアップのための30分スキー滑走 |
| ビデオによるフォームチェック |
午後 夏場のトレーニングその1(筋力トレ)
- ウォームアップ(体が暖まる程度のジョグ)
- 腕立て伏せ(30回)
- 腹筋(20回)
- ジャンプ(30秒)
- 腕立て伏せ(30回)
- 腹筋(20回)
- 横になり片足上げ(30回ずつ)
上になっている腰をやや前方に押し出すこと、脚をやや後方に上げることがポイント)
- 逆腕立て伏せ(30回)
- 背筋(30秒)
- 短い休憩
上記を3セット行う。
|
|
| 夏場のトレその2(ポールウォーキング) |
- 準備するもの(安いスキーポール。ポールを持って肘が直角よりやや鋭角になる程度の長さ。)

- 場所はスキースロープなど。
- ポールを使用し、斜面を登る。
- 距離は、歩き始めて5分程度の地点まで。
- 普通に歩く要領で、大股で、脚の動きは速く、腕もスナップを利かせる。下りはゆっくりと下りて構わない。
- これを4セット。
- 他に斜面を使ったトレとしてポールラン(これはあまり重視していない)がある。ポールなしで、斜面を片足、両足揃えて、後ろ向き等々で登るのも強い脚を作るのに役立つ。
|
|
|
コーチが行っていた夏場のトレ
- 夕方のみならず早朝もトレに充て、1週間に約10のメニューをこなした。
メニューとして次のようなものがある。
- 週2回の筋力トレ
- 週1回のポールウォーキング(以上は、必ず行うべし)
- 週3、4回2時間のローラースキーLSD
- 週1回1時間程度、速いペースでのローラースキー
- 週1回2時間林道でマウンテンバイク
- 月2、3回程度、ダブルポール走法で、約1キロの緩やかな登りをローラースキーで4,5本/山道での2時間走/インターバル
- そのほか、レースで疲れた時の集中力を鍛えるトレーニングとして、1時間程度林を走った後、道のみ描いた地図を用い、3,4ポストのオリエンテーリングを週に1回程度行った。
|
| |
| *第3日目(9:30〜11:40、14:00〜16:00) |
|
午前
- 1時間のスキーでのLSD
(疲れた状態でのトレーニングをするため。)
- メモリートレーニング30分(LSDで疲れた後というのがミソ)
- 地図上のルートを記憶(分岐を3つほど覚える)し、一定距離を滑った後に記憶した内容を紙に書くというトレーニング。
- 準備する物(マップホルダーなどしっかりした物に入れたルートを書いたコース図、鉛筆、紙と板状のもの。 今回はテーブルを使用)
- やり方 スタートと同時に地図を見て、3つ目の分岐まで「右、左、左」といった要領 で記憶する。200m往復して来たら、机上の自分の紙にまず「右」と書き、別方向に1往復してきたら「左」、もう一往復してきたら「左」と書く。
- 地図を見て更に3つ目の分岐まで記憶し、同じことをくり返す
- メモリーの他、一度目を離した地図上のある点に、いかに速く戻れるかの練習 にもなる。
|
|
午後
- 不整地の林の斜面で30分のウォーミングアップ

- 林の中で、スキーオリエンテーリングをイメージした十字マップ トレーニング30分(アーサルンデの十字版。シーズン初めにすると効果的)
- 準備する物(コントロールフラッグ、パンチとチェックカード、コース図、 マップホルダー)
- やり方 スタートと同時に地図を見て、覚えられる範囲で「右、左、左」などと分岐を頭に入れる。
- 例えば、ポストaからスタートした場合、eで右折しbへ、そこで Uターンをしてeに戻り、次に左折しaへ、同様にeに戻り左折してdへ、となる。このようにしてポストにたどり着けばパンチをする
|
| |
| *第4日目(9:30〜11:40) |
|
午前
- 30分のスキーでのLSD
以下の2つのトレーニングを半分に分かれ、30分交替でおこなった。
- オープンエリアでの十字マップトレーニング(3日目午後にやったメニューと同じ)
- 技術練習
- ダブルポール(脇をしめて)
- 片足スケーティング
- 幅の狭いところ(80cmを想定)をクイックで登る
- 全員で技術練習(スキーオリエンテーリング用テクニック)
- やわらかい雪のとき(新雪でさらさらしている状態) :ダブルポールをするときは、ストックをつきにくいため、ポールは軽くはやくつく。
- 道だけが圧雪されていて、まわりがやわらかい雪のとき クイックで登るときはなるべく後ろにポールをつく。
|
| |
| 編集者の感想 |
| 非常につらそうですが、夏場でのトレーニング方法についてよくまとめられた合宿だと思います。参加できなかったのが悔やまれます・・・。
|